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2019.07.05

ギア・ペニン・セレクション試飲会2019

新宿ハイアット・リージェンシーでのギア・ペニン・セレクション試飲会。スペインのワイン評価誌ギア・ペニン(実物は見たことがないが)が選んだ優れたワインが18の生産者ブースごとに並んでいた。生産者も数多く来日。たぶん巷ではスペインワインのテイスティングディナーで盛り上がっていたことだろう。閉場間際に行ったので全部を飲むことはかなわなかったが、ギア・ペニンが高い点数を与えるワインは、概して独特のおしゃれ感、緻密さ、滑らかさがあるように思える。ざっくりワイルド、ではまったくない。いわば超高級ナパ的、現代格付けメドック的。飲んで浮かぶ風景は決してバルではなく、星付きレストランだ。客観的に見れば文句のつけようのない超高品質。ブレがないのも見事。しかし単一指標をもってすると、どれも似た味になっていくのは不可避。そこが難しい。どのワインもそれなりにいい、というのは事実だが、だからといってすべてのワインが同一品質だということにはならない。どうすれば多様な価値観にもとづく多様な魅力を包括的に序列化できるか。私もいつかはギア・ペニンのような評価誌を作りたいと思っているが、いまだ水平的価値観と垂直的価値観の関係性と統合様式がすっきりとは見いだせていない。

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テイスティングした中では、写真のワインがよい。いかにも高級ワインの味。アバディア・レトゥエルタは、点数からすれば単一品種ワインのほうが上だが、私はベーシックなブレンドが一番ディメンジョンがあり、ダイナミックだと思う。単一畑+単一品種=プレミアムワインというのは悪しき傾向だ。それでは一本調子な味になりがちだ。飯田が出していたブースではワインは値札付き。この品質で1300円。たいしたものとしか言いようがない。

 

 

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