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2020.01.17

ビオディナミワイン用絵画の制作

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ワインは色にも形にも反応する。表現力が増す時もあればワインが死んでしまう時もある。ではどういう色でどういう形にしてワインのパフォーマンスを引き出すか。そう考え、ここのところビオディナミのセオリーを絵画に応用する方法を研究していた。

ワインバー&レストランMiyajiaraiから発注していただいたので、7枚組の油彩を制作した。同じワイン(シャトー・サン・ピエール、サン・ジュリアン、2004年と、ドメーヌ・ド・ラ・パントのオレンジワイン、サヴォール)で、ワインを絵に見せる前と見せたあとで味を比較。よりしなやか、のびやかで、ピュアで、細やかで、酸がビビッドで、大変に垂直的。当然ながら後者のビオディナミワインにはものすごい効果あり。コーヒーでも試してみたが、これまた同じ効果。えぐみがなくなり、酸がすっきり。自画自賛していてもしかたないが、自画自賛できないような絵では意味がない。ともあれ想定どおりの効果。制作に時間のかかる油彩は気持ちの入り方が半端ないので、そのぶん効果が大きいと思う。などと書いていると、理科系、自然派系双方のワイン関係者から「絵でワインの味が向上するわけがないだろう、ばか」と言われるが、批判は実際にワインを比較試飲してからお願いします! この効果が多くの場所で発揮されてほしいので、皆さまの発注お待ちしております!

 

 

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